まったりのったりぐでぐで日記

本ブログは、一人三役でお送りする日記もどきです。
たまに小説も載っけます。
更新がとびとびなのは……どうか、堪忍を

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今日は思いつき小説。

「つまり。僕達『超越者』は、人としての限界を超えた存在ではなく」
「世界の限界を超えた存在、なんだよ」
「かつて。全ての神々は、一人の創造主により生み出された」
「けれど。その創造は、あまりにも稚拙だったんだ」
「神々は反乱を起こした。自分達が生き延びる為に、創造主に刃を向けた」
「その創造主の肉体を依り代に。神々は、己の望む世界を創造した」
「これが真実。だからこそ、僕達『超越者』は危険なんだ」
「『超越者』は、世界の枠を超えるもの。ばらばらに砕かれ、撒かれた筈の、創造主の肉体の集合体」
「つまり。僕達には、新しい神を作り出す事も、新しい世界を構築する事も……」
「……不要だと思った世界を、破壊する事も出来る」
「もう、分かったよね?」
「僕達が、この世界に絶望すれば」
「この世界は。跡形も無く、消滅する」
「そして、再構築されるだろう。僕達が、望むように」
「だけど、それはきっと。今のこの世界とは、似ても似つかないものになる」
「世界は滅ぶんだよ。僕達の、気分次第で」
「唯一の救いは。僕も後継者君も、それを自覚している事かな」
「僕達は、僕達なりに。この世界に、絶望しないように生きている」
「裏を返せば。僕達が、死にたいと願ってしまえば」
「僕達じゃなく。世界の方が、崩壊する」
「なにせ、僕達は死ねないからね。僕達を殺す術は、僕達『超越者』か、かつて創造主を殺す時に用いられた『幻影』以外にない」
「だけど、『幻影』は次元の狭間の夢幻の砂漠の時の海の暗い底に封じられてしまった」
「『幻影』をサルベージする方法は、存在しない。そして同じ『超越者』でも、僕は後継者君に、絶対に勝てない」
「そういう決まりなんだ。全ての器たる後継者君に、失敗作でしかない僕が、最初から太刀打ち出来る訳が無いんだよ」
「だから、後継者君が死を願っても。後継者君が死ぬ術は、どこにもない」
「頭では、どんなに死にたいと願っても。肉体は、生き続けようとするものだしね。自殺する事も出来ないんだ」
「その矛盾を正すために。後継者君は死なず、世界の方が後継者君に最適化されてしまう」
「後継者君は、その事を恐れている。だからこそ、いつも明るく振る舞っているのだろうね」
「……もしも。この先、彼が世界に絶望したら……」
「……それが。この世界の、終焉だ」
「責任は重大だよ? 王妃様?」
「くれぐれも、彼の事を裏切らないで。君が、彼の期待を裏切れば」
「そこで、全てが終わるんだから」
「ま。僕も『超越者』の一人だし? 一人で逃げるのは、簡単なんだけど」
「さすがに、後味は悪いからね。後継者君には、並々ならぬ恩もあるし」
「忠告はした。いや、忠告しか出来ない、が正直なところかな」
「君は、自分で。答えを出さなければいけない」
「後継者君は。それを、望んでいるから」
「……ま、せいぜい頑張って。僕は、逃げる用意でもしておくよ」
「またね。世界で一番幸せで、世界で一番不幸な王妃様」
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テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2007/10/29(月) 22:05:59|
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