まったりのったりぐでぐで日記

本ブログは、一人三役でお送りする日記もどきです。
たまに小説も載っけます。
更新がとびとびなのは……どうか、堪忍を

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思い付き。

 シーン1
「うぃーひっく! あははっ! 青黒の鍵、さんじょーうっ!」
「な、な!?」
「初めまして、かしらね? まあ、一部そうでない人達もいるんだけど……」
「な、何なんだお前は!? 「鍵」って……赤銀の鍵の同類か!?」
「……あんたねえ。こーんな美人さんに対して、「お前」はないでしょ?」
「ふむ。しかし胸は無い……」
「しょうがないでしょ!? この身体、元々センカの物なんだから!」
「いや、髪の色も声も変わっているし……」
「ついでに言えば、背も低くなってるぞ」
「性別、完全に変わってますよね……どうして、それで胸だけ変化がないんでしょうか?」
「ふっ。そんなの、元々無いに決まって……」
「デス・ペナルティー!」
「ぐはぁっ!?」
「ああ、キセンお兄ちゃんが!」
「ろ、老化してるわよ!?」
「なるほど……貴様、〈時〉使いか」
「不本意だけどね……そうそう、さっきの質問に答えてあげるわ」
「さっきの……?」
「赤銀の鍵と同類か否か……答えは、イエスよ。もっとも、〈完全狂化〉や〈意識不明〉、〈交渉譲渡〉が引き金になるあいつと違って、私は、センカがアルコールを摂取しないと出て来れないんだけどね」
「その違いの要因は?」
「そうね……赤銀の鍵はあの子の半身。そして、私はそうじゃない……」
「……?」
「赤銀の鍵はセンカだけどセンカじゃない。喩えるならばコインの表と裏……けれど、私は違う。私はあの二人から、少し遠い位置にある」
「良く分からないが……」
「良いわよ、別に分からなくて」
「それで……やはり、お前もセンカの身体を乗っ取るつもりなのか?」
「はあ? そんなの、無理に決まってるでしょ?」
「無理……?」
「確かに、私とあいつは同類よ。私達〈鍵〉の力を使えば使うほど、この子の身体は〈縛めの月〉の魔力に馴染んでいき……やがて、〈鍵〉に等しい存在となる。赤銀の鍵からすれば、その時が入れ替わる最大のチャンスなんでしょうけど……」
「けど?」
「さっきも言ったでしょ? この身体はセンカの……男の物なのよ。赤銀の鍵はすぐに馴染むかもしれないけど、私は無理。たとえ身体を乗っ取ったとしても、四六時中酔っ払ってなきゃいけないでしょうね……」
「ふむ……ならばお前は、俺達にとって〈純粋な味方〉と言えるのか?」
「それも無理でしょ。私だって自由を満喫したいもの。ま、あの馬鹿と違って破壊衝動とかは特に無いから、美味しいもの食べて、スポーツとかして、のーんびりやれたら、私はそれで構わないんだけどね~」
「……両極端な奴等……」
「両極端って……あら? あんた達、もしかして〈鍵〉が私と赤銀しかいないと思ってるの?」
「は!? ま、まだいるのか!?」
「うーん、正確に言えば「いた」かしら……」
「いた……?」
「透よ。リリルの欠片……あの子も〈鍵〉の一人、〈黒金の鍵〉なの」
「なっ……!?」
「ああ、透と同じ方法で私達を追い出そうとしても無駄よ。私達とあの子は年季が違うの……センカが生まれたのとほぼ同時期から、私達はこの中にいたんだから」
「その分、しっかり根付いてる訳か……」
「植物みたいに言わないでよ。……まあ、その通りなんだけど。私達とあの子には六年の差がある。それに、透だって完全に分離出来た訳じゃない。定期的にセンカの身体に戻らなければ消滅してしまう……そうでしょう?」
「……」
「透を使えば、いずれあの魔力に身体が馴染んでいく……〈炎の悪魔〉の形態も、長くとれるようになるでしょうね」
「だが、副作用があるんだな?」
「御明察。……私達には〔封じられている〕〔融合する〕〔表に出る〕ってパターンがあるのよ。私達は封じられていて、透は表に出ている……」
「魔力に馴染むという事は、〔融合する〕に近付くという事か……?」
「そういう事。私達からすれば〔表に出る〕に近付くけど、透からすればまた〔封じられている〕に近付く……くれぐれも、〈炎の悪魔〉の使い過ぎには気を付ける事ね。最悪、透とセンカの肉体及び精神が完全に混じり合って、二度と元に戻らなくなるわよ」
「……それは、お前達にも言える事なんじゃないのか?」
「そうね。でも、赤銀の鍵はセンカの精神を逆に封じ込めるつもりみたいだから……勿論、私の精神もね」
「なるほど。主人格に成り代われば、融合を防げるって事か……」
「ま、安定するまでは、〔気を抜いたら即融合〕って状態だと思うけど……兎にも角にも、〈鍵〉の使いすぎには注意しなさい。下手をすれば、〈風谷センカ〉って存在がこの世から完全に消失するわ」
「………」
「もっとも……どちらにしても、月の縛めが解けたら、センカはセンカじゃなくなるかもしれないけどね……」
「……え?」
「月は太陽の光を反射して輝く。赤い月、青い月、黒い月……その封印が解かれた時、センカの本体たる無色の月がどうなるのか、私にも予想がつかないわ」
「そ、それってどういう……」
「あら、そろそろ酔いが冷めるわね……それじゃ、センカに伝えときなさい。「時を弄りたければ酒を呑んで、せいぜい私を呼び出す事ね」……って。まあ、酔いが冷めるまでは、私の好きなように振る舞わせてもらうけど」
「ま、待って……」
「それじゃ、バイバーイ♪」

 シーン2
「淫魔の触手……」
「なに?」
「見せてやろうか? あれの本当の姿を……」
「ふん。あんな悪趣味なものに、「本当の姿」なんてものがあったのか?」
「ああ……あれは、化け物の身体の一部なんだよ……」
「……化け物?」
「構想だけはあったんだ。だが、今までは無理だった……どう足掻いても、炎の密度が足りなくてな……」
「貴様、一体何を……」
「〈炎の悪魔〉と同じだ。透を手に入れた事で、俺は不可能を可能にする力を得た……」
「……っ!? まさか、炎纏へ……!」
「炎纏変化! Ver.5……」
「な、な……!」
「海の怪物!」
「く、くく、く……」
 にゅるるるる……びたんっ、びたんっ!
「クラーケンンンンン!?」
「赤墨!」
「ひっ!」
 ジュワッ!
「さ、酸……? あ、あは、あはははは……」
「墨だけじゃないぞ」
「……っ!」
 びたんっ! ジュウウウウ……
「この触手に捕まったら、お前は終わりだ」
「ば、馬鹿げてる……なんなんだこれは!? 幾らなんでも、その姿は巨大すぎるだろう!?」
「〈炎の悪魔〉は一対一の戦闘に特化した形態だ。溢れ出す力を一つに集結させ、圧倒的な防御力と火力とを持ち合わせた姿……」
 にゅるるる……しゅるるる……。
「だから、この姿には防御力など存在しない。力も分散され、はっきり言えば弱い姿だ」
「ひっ……来るな、来るな……!」
「だが、炎纏変化の基本として、物理攻撃は通用しない。島一つをあっさり吹き飛ばす火力も、普通は必要としないしな……」
「や、やめろ……やめろ……!」
「諦めろ。人質なんかを取った、お前の負けだ」
「ひっ……ひ、ひ……」
「……消えちまええええっ!」
「う、うああああああああああああああっ!」
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  1. 2006/08/02(水) 18:39:00|
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